以前からJOSMではマッピングで撮影した写真をGPSログと時刻同期させて編集ができました。個人的にはマッピングでの撮影箇所はだいたい覚えているので、写真一枚一枚見ながら編集すればいいかなとGPSログとの同期はしていませんでした。
と、この今どきの写真マッピング "
geolocating_digital_camera_pictures_in_JOSM"ビデオを見て、もしやとJOSMで写真を同期させたらこれが思っていたより素晴らしい、強力なツールでした。簡単に撮影時刻だけで約600枚の写真をGPSログと同期させ、すぐに編集に使える状態にしてくれました。GPSとカメラの時計が合っていなくても時刻調整ができるので同期が可能です。
1.GPSログ(タイムスタンプ有り)をJOSMで開きます。
2.画面右のレイヤボックスでgpxレイヤを右クリックします。表示されたメニューから"イメージをインポート"をクリック。

3.同期させる写真ファイルを選択します。複数枚一括で選択可能です。ここでは600枚一括選択しています。

4.次に関連付けの設定画面が表示されます。ここで時刻調整やサムネイル作成の設定をします。

時刻の手動調整ボタンを押すと写真の撮影時刻を調整することができます。
本来は、マッピング開始時にカメラの時計をGPSの時刻と合わせておけば時刻調整の必要はほとんどありません。私は時刻調整する場合、ログのwaypoint時刻を画面上に表示させ、それを目安として調整しました。

waypoint記録時の時刻表示(JOSMの設定で表示可能)

関連付けボタンを押すと写真がサムネイル付きで時刻調整、同期されます。


ぜひお試しあれ!
追伸: 写真とGPSログの時刻合わせの方法ですが、GPSに時刻表示ができる画面がついている場合、時刻を表示した状態で写真を撮っておくと後からでも簡単にGPSとカメラの時計のずれを確認することができます。