2010年5月27日木曜日

GPSログのアップロード貢献

日本での本格的なOSM活動はまだ始まって数年です。当初、OSM地図を書くには下絵となるGPSログを自分で取得して書くことがほとんどでした。現在で は日本でも多くユーザーからGPSログがOSMへアップロードされそのログを参照して地図を書くことができるようになりました。自分で取得したGPSログ はもちろん、他のユーザーが公開しているGPSログも参照して書くことができます。日本各地、続々とログがアップロードされています。自宅前の道路、もし かしたら他のマッパーが通っていませんか?
(Tokyo)
(Yokohama)(Nagoya)
(Osaka)
(Kyoto)
(Fukushima)


2010年5月26日水曜日

Austria on OpenStreetMap

"Austria on OpenStreetMap" 素晴らしい!
2006年から2010年4月までオーストリアOSMが描かれていく様子。

2010年5月25日火曜日

ArcGIS Explorer OnlineのベースマップにOSM

ArcGIS Explorer Online (Beta)のベースマップにOpenStreetMapを選択できるようになりました。混沌としてきました。ベストな組み合わせはどれでしょうか?

OSM国際会議"SOTM2010"が7月スペインのジローナで開催されます。

今年のOSM国際会議"SOTM2010"が7月スペインのジローナで開催されます。
http://stateofthemap.org/
http://www.girona.cat/turisme/eng/activitats.php
今年のスケジュール
(7/9~7/11の3日間、初日はBusiness day)
http://stateofthemap.org/schedules/friday
http://stateofthemap.org/schedules/saturday
http://stateofthemap.org/schedules/sunday

OSM地図が使えるお気に入りiphoneアプリ "ubique"

最近のOSM地図が使えるお気に入りiphoneアプリ "ubique"
OSMがベースマップでwikipedia、写真(Panoramio)、Bar・Restaurantの検索が関連付け利用できます。見やすく使って楽しいです。地元のPOIたくさん書きたくなります。
http://itunes.apple.com/us/app/ubique/id337289808?mt=8
http://www.curlybrackets.de
"Explore the world around you: read wikipedia articles, see photos or find a bar or restaurant."

OSC2010Sendai OSM出展無事終了。

5月22日(土)仙台市で開催された2010SendaiにOpenStreetMap Japan出展、セミナー発表無事終了しました。たくさんのご来場、OSMメンバーの参加協力、応援ありがとうございました。今後、東北地区でのOSM活動が盛んになることを期待します。

ArcGIS.comのベースマップにOSM

ArcGIS.com beta のベースマップにOSMがセットされました。
http://www.spatiallyadjusted.com/2010/05/24/arcgis-com-beta-goes-live/

2010年5月18日火曜日

熱田神宮マッピング

名古屋の熱田神宮をマッピングしました。当日は風雨強い嵐で傘さしてしましたが、思ったより熱田神宮境内の森はGPSの感度も良くマッピング、ウェイポイント落とせました。取得したログと当日撮影写真を参考に国土計画局のカラー空中写真をJOSM上で部分部分でその都度位置あわせしてトレースしました。JOSMのプラグインPicLayerは複数枚の画像データ貼り込めるので選んだ2枚の写真を重ねて貼って、場所ごと切り替えて書きました。旅先マッピングで社殿の確認も中途半端なので、不適当な箇所あれば修正お願いします。
(JOSM+PicLayerでの編集)
(マッピングビフォーアフター)

「カラー空中写真」は国土交通省国土計画局 国土情報ウェッブマッピングシステムで提供されています。http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/
以前、以下のスレッドでも話題になりましたが、カラー空中写真の使用について改めて国土計画局に聞いてみました。
"[OSM-ja] 「カラー空中写真」は使える?"
http://lists.openstreetmap.org/pipermail/talk-ja/2010-March/002707.html
確認した結果"国土計画局が公開していたオルソ化空中写真"の使用と同様、出典表記があれば良いとのことでした。"国土計画局のカラー空中写真"を下絵にして道路や建物、地形などをトレースいた場合、トレースで書いたwayやnodeに以下の様にソースタグを付けて出典元を表します。

source = NRPB of MLIT Japan
source:ja = 国土画像情報(カラー空中写真)国土計画局

熱田神宮付近の公開されているカラー空中写真は3年撮影分あって、かつ熱田神宮が含まれる写真は4~5枚/年ありました。そこから2枚の写真を選んでJOSMとプラグインPicLayerを使ってトレースしました。
(注意)OpenStreetMapへは著作権で保護ざれた地図や写真などをトレース利用することはできません。

OSC2010 Sendaiに出展します!

5月22日(土)仙台市で開催されるオープンソースカンファレンス2010SendaiにOpenStreetMap Japan出展、セミナー発表します。OSMに興味がある方、参加してみたい方、この機会に是非いらしてください。OSM情報交換、OSM談義しましょう!
日程:2010年5月22日(土) 10:00-18:00
会場:東北電子専門学校(JC- 21) 13F (OSC総合受付)
   (JR仙台駅 徒歩5分) 
費用:無料
内容:オープンソースに関する最新情報の提供
・展示 - オープンソースコミュニティ、企業・団体による展示
・セミナー - オープンソースの最新情報を提供
主催:オープンソースカンファレンス実行委員会

"Giant data rubbish dump"

[OSM-talk] [OSM-legal-talk] Are we strict enough with imports ?
http://lists.openstreetmap.org/pipermail/talk/2010-February/048085.html

ハイチ震災マッピングは例外的だけど、ハイチの場合、古いCIAトレースデータやインポートデータと最新のgeo-eye画像がご対面した時は、手がつけられない時が多かった。このあたり。
http://www.openstreetmap.org/?lat=18.2391&lon=-72.54&zoom=14&layers=B000FTF

OSMエディタ"Mapzen"

OSMエディタの"Mapzen"ちょっと豪華過ぎ?使いはじめひいてしまった。道路wayの縁取り表示はwayの交差、重なりが良くわかります。いい感じ。
http://bit.ly/bXkRHv http://mapzen.cloudmade.com

OSMの地図スタイルが作れます。

OSMの地図スタイル自分で作れます。CloudMadeのStyle Editor。スタイル設定はきりがありません。地図の主題、利用目的が決まれば作業は進みます。ズーム倍率で配色変えたい気もあります。素人操作で複数のスタイル使い分け>ズーム連動とかできればなおよし。
http://maps.cloudmade.com/?lat=35.685222&lng=139.741373&zoom=15&styleId=17446

2010年5月17日月曜日

2010春の鎌倉マッピング その2

春の鎌倉マッピングはほとんど徒歩でした。鎌倉付近のマッピングは4回目になります。若宮大路のPOIはずっとマッピングしたいと思っていましたが、日本の過密な店舗並びをOSMのzoom18でどのぐらい表現できるか興味ありました。(現時点でOSMに書いてある若宮大路付近のPOIは取得した記録の3分の1程度です。)
裏の小町通りは歩いてすぐマッピングの難しいことがわかり、若宮大路側のビデオマッピングに集中しました。超小規模店舗の多さと建物と店舗の関係の複雑さが主な理由です。
北鎌倉方面は手付かずだったのでまずは建長寺と明月院、おじさん一人でてくてくログ取りに行ってきました。

(春の鎌倉マッピングログ)
(鶴岡八幡宮付近のビフォーアフター)(建長寺、明月院付近のビフォーアフター)

2010春の鎌倉マッピング

鎌倉の鶴岡八幡宮と若宮大路の商店街、建長寺、明月院をmappingしました(3月)。天気にも恵まれマッピングは約5時間、大汗かきました。商店街はビデオ撮影してウェイポイントと組み合わせて、店舗の間口、店名をおさえていきました。鶴岡八幡宮の倒れた大銀杏も気になっていました。


2010年5月13日木曜日

OpenStreetMap response to Haiti Quake 記録メモ5

・・・・HaitiMap作成の個人的な記録メモ 5・・・・
◆OSMマッピング開始後の1日半は、GPSログなし、震災後衛星写真なしの状態で使えるソースを掻き集めてトレースしていた。被災前Yahoo衛星写真、パブリックドメインの様々なハイチ地図(古い)、CIA MAP、などなど。
被災前Yahoo衛星写真による首都トレースは1日かからなかった。写真で書ける場所も少なくなってきた。首都近郊ではマッパー同士がかち合う"競合"起きていた。
書き方は様々だったがトレーススピードは圧巻だった。
トレースセッションに突入していくこの時、どこでどれだけマッパーが書いているのか知りたかった。OSM mapperでは追えない。
写真でのトレースが終わりかけるとマッパー達は次のソースを求め出す。> パブリックドメインの古いハイチ地図をスキャンしたデータを利用し始める。
◆トレース2日目が終わる頃、ついに被災後の高解像度衛星写真の利用が可能となる。これで2つの仕事が始まった。
1.精細な衛星写真をもとに道路や地形、建物など基本地図を書きあげる仕事。2.被災状況を地図上に書き上げる仕事。
(1.で問題になった点)
もともとハイチOSMには昨年ぐらいに"プロジェクト ハイチ"の活動で古い幹線道路データがインポートされていた。また、パブリックドメインの古いハイチ地図スキャンデータを多くトレースしていた。いずれも何もソースが無かった最初の2日間、大変有効なデータ、ソースで貴重に思えていた。ところが最新の高解像度衛星写真を使用し始まると現況と合わない箇所が数多く生じてきた。
新しい衛星写真と古いデータを比較すると合わないというよりもまったく別の場所ではないかと思うぐらい違いが感じられる場所もあった。
最新衛星写真をもとにソース付きの古いデータに気を使って修正するのは手間がかかった。差が大きい箇所は古いデータ一切使わないで全削除、衛星写真で書き直した。"ハイチ震災、1987年とかの道路データ入っているとマッパーは嫌がる。何も無い当初はありがたかったけ ど、衛星写真が追いついた今、道路修正は大変。新規で書いた方が速い。(1/17 TL)"
(インポートされた道路wayと衛星写真のズレ)
※どちらが正確かという問題よりも様々なソースを使って全体として整合性の高い地図を作ることが重要。(2.で問題になった点)先日も書きましたが、災害用のタグがOSMにまだ無かったことです。

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