2010年12月24日金曜日

生まれ変わる地図

12月からBing航空写真を下絵にしてOSM地図を書くことができるようになりました。現状、公開されている航空写真の範囲は限られた都市部のみで都市計画区域(国土の約26%)よりもはるかに狭いです。それでもオルソ処理、タイル化された年代の新しい高解像度写真を利用する編集が可能になったことは、日本の都市部におけるOSM編集を一変させます。
半年、数ヶ月と時間をかけてGPSログとロギング写真をもとにマッピング編集した地形図もBing写真の情報量、精度にはかなわない部分がほとんどです。
個人的に時間をかけてマッピングした思い出の地も(鎌倉、東京駅八重洲、銀座、増上寺、皇居、靖国神社、東大駒場、横浜みなとみらい、港の見える丘公園・・・・)Bing写真のトレースが進むにつれ、私が編集した地形は消えていくでしょう。
東京駅八重洲>土砂降りのナイトマッピング
鎌倉・鶴丘八幡宮>もっともマッピング回数多い場所、家族そっちのけで歩いた、走った。
横浜・港の見える丘公園>お正月ohwadaさんと家族でマッピング、中華街で美味しいお食事。
Bing写真の利用で思い入れのある多くの地形が書き換えられると思います。寂しい気持ちもありますが受け入れましょう。それがwiki地図OSMであると考え、日本のOSM書き始めに立ち会えたことを感謝します。
日本以外、世界の多くの地域ではすでに高解像度写真がOSMマッピングに利用され、それとともにGPSロギング、POIマッピングも行われるスタイルが確立されています。日本のOSMはステップアップします。

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